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ベンゲル:日本での経験が私を大きく変えた

アーセナルは6月30日の契約満了をもってアルシャビンデニウソンスキラッチの3選手がFAになると発表しました。 アルシャビンはこれまで5シーズンで144試合31ゴールという成績を残しており、2009年4月に行われたアウェーのリバプール戦では4ゴールを決めるなど活躍しました。

デニウソンはここ2シーズンはサンパウロへローン移籍していますが、2006年から2011年まで153試合に出場しています。 スキラッチは移籍1年目の2010/11シーズンはレギュラーとして32試合に出場しましたが、最近はわずか2試合の出場にとどまっていました。
(ソース:Arsenal.com

アーセナルは2013/14シーズン直前の総仕上げとして、8月10日にヘルシンキでマン・Cと親善試合を行うと発表しました。 アジアツアー終了後にフィンランドへ移動するとのこと。
(ソース:Arsenal.com

ベンゲルがJリーグ時代の思い出を語っています…
ベンゲル監督
「(今でこそ国際舞台で活躍しているが当時は)もちろん彼らには戦術面での経験が足りなかった。 しかしながら、テクニック面やフィジカル面のレベルはかなり良かったよ。 それに加えて学びたいという欲望が強かったね。 例えば朝10時からトレーニング・セッションが始まるとして、私は朝8時か8時15分には顔を出していたんだが、早い選手は既にグラウンドに出ていたんだ。」

「だからトレーニングの時間になると既に選手たちは疲れていたんだよ。 だから(早出してトレーニングをしないように?)ボールを隠さなければならなかったんだ!笑 スタッフに『私が良いと言うまでボールは出さないように』と伝えなければならないほど皆熱心だったね。」

「だが、選手たちはプレーにとても飢えていた。 時としてヨーロッパでは同じレベルのコミットメントを持っていない選手が居たりするので、監督としては本当に良い環境だったと思うよ。」

「もう一つの大きな発見は、人々の私に対する大きなリスペクトと私を喜ばせようとしていることだった。 ヨーロッパのアグレッシブさを示さなければならない環境に慣れていたので、余計に素晴らしく感じた。 ヨーロッパでは自分が成功を手にするために他の人を蹴落とすか、自分以外は取るに足らない存在だと証明しなくてはならないからね。 この文化の大きな変化にはとても好感が持てたよ。」

「ほかの発見としては、どこのレストランに入っても安心できるということだ。 例えば、テーブルの上に電話やキーを置いたまま席を外し新聞などを買いに行ったとしても、戻ってきたときには間違いなくテーブルの上にそれらのモノが残っているんだ。 信じられない話だと思うかもしれないが、こちらでは存在しない自由を発見することができたよ。」

「もしヨーロッパで同じことをやったら、モノを置いたまま席を外すなんてただのバカだと思うはずだ。 でもそれらは他の誰のものでもないんだよ。 現在の日本も同じような環境なのかは分からないが、当時はそうだったね。」
(ソース:Arsenal.com

■続いてグランパスでの思い出を語っています…
ベンゲル監督
「素晴らしい経験ができたし、私の人生における素晴らしい変化だった。 日本での経験が私を大きく変えた。 それまでの私の人生における価値観がガラリと変わったからね。 極めてポジティブな経験だったよ。 日本に行けたことをとても感謝している。 あの当時に日本へ行くという決断は狂気の沙汰に写ったかもしれない。 だが、いま思えばあの当時だったからこそ行けたのだと思う。」

「おそらく、ヨーロッパでのプレッシャーから少し距離を置き、日本で新たな視点を得て戻ってきたからこそアーセナルでの成功があるのだと思っている。 現在は昔よりもじっくりと考えてから決断を下せるようになったしね。」

「日本に居た頃は常に同じ決意を持っていた。 それはつまり、ヨーロッパのビッグ・クラブからお呼びが掛からない限りは日本を離れないという決意だ。 その後ビッグ・クラブからオファーが届いたとき、私は日本を去る決断をした。 ただ、日本に残ることに否定的だった訳ではないよ。」

「私が名古屋へ来たとき、前の年がリーグ最下位だったり13連敗をしたりとJリーグのお荷物状態だった。 その時の彼らは出来るだけ負けを減らそうとしか考えていなかった。 当時のJリーグには降格が無かったので、ただただ屈辱を避けたかったのだと思う。」

「名古屋はトヨタと深い関係にある。 リーグの下位に低迷し試合にも勝てないというのはトヨタにとってもよろしくないことだった。 チームには6人の外国人選手が居たのだが、出場できるのは3名のみなので残りの3人は全くプレーしていなかったよ。 したがって、私は自分のやり方でそれらを再編成しなくてはならなかったんだ。」

「最初の数試合は負けが続いたが、そのあとは急上昇したよ。」
(ソース:Arsenal.com

アーセナルがフライブルグに所属するU−19ドイツ代表MFマティアス・ギンター(19)獲得に動いていると報じられています。 移籍金は500万ポンド(約7.7億円)。 この金額をみても分かるようにギンターは殆ど無名の若手選手らしいですが、アーセナルは何ヶ月も前からスカウティングを続けているとのこと。
(ソース:Mirror


デニウソンスキラッチは良いとして、アルシャビンもFAですか…


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