ベルカンプ:ベンゲルとは哲学を共有できた
ベルカンプ:ベンゲルとは哲学を共有できた
ベンゲルの下で無敗優勝を含むプレミアリーグ制覇3回、FAカップ制覇4回に貢献し、アーセナルの黄金時代を築いたレジェンドのベルカンプは、ベンゲルにとっての ” 理想的な選手 ” と言われてきました。ベルカンプ自身はそのことについて、ベンゲルとフットボール哲学を共有していたからだと述べています…
「僕達はフットボールのアイディアを共有していた。クリエイティブなフットボール・スタイルや攻撃的なスタイル、そしてフットボールに全てを捧げるためのピッチ外での規律とかも気に入っている。」
「軌道に乗るまで若干時間がかかったけど、彼が何をしたいのかというプランが直ぐに見えてきた。そういう意味で彼は僕のことを理想的な選手と言っていたんだと思う。彼は常にピッチ上では全力を尽くさなければいけないと言っていた。トレーニング・セッションでも試合でも全力を尽くせとね。」
「攻撃的な選手もインテリジェンスな選手も、ピッチ外では規律を保たなければいけない。最初から良い感じだったし、どんどん成長して行った。僕達はお互いをとてもリスペクトしているんだ。」
(ソース:Arsenal.com)
ベンゲル:CL・アトレティコ戦へ向けてのプレス・カンファレンス
アトレティコはホームで記録的な堅守を誇っているが…
「歴史はいつか終わるものだし、我々が終わらせるつもりだ。前回の試合ではチャンスこそ作り出せたもののゴールネットを揺らすことはできなかった。我々はこの試合でも決意を持って挑まなければならない。どこでプレーするか気にし過ぎるのはよくない。どういう攻撃をして、バックからどう組み立てるかだけを考えればよい。」
監督のシメオネについて…
「全ての監督にそれぞれのパーソナリティがあると思っている。その中で彼は自分のやりたいことを非常にうまく実現しているね。彼は積極的にチームによい影響を与えようとしているし、繰り返しそういうマネージメントをしていると思う。前の試合で彼は退席処分になったが、それを決められるのはレフェリーだけだ。」
シメオネや若手監督の台頭について…
「正直、そこまで年の差を感じることはない。それにシメオネが若手監督だとは思っていないよ。彼はすでに豊富な経験を持っているからね。すでにCL決勝へ勝ち進んだことがあるし、スペインでリーグ制覇も成し遂げている。それに、スペインへ来る前に豊富な経験を積んできている。下を向いていても仕方がないし、私の仕事はしっかりとチームの準備を行うことだ。誰が相手チームの指揮を執っているかはどうでもよい。チームをベストな状態にして最高のパフォーマンスを引き出すだけだ。」
グリーズマンについて…
「グリーズマンはここで素晴らしい活躍を見せていると思う。ただ、悔しいことに先週の試合では彼に一撃を食らってしまった。彼のことは高く評価している。若くしてフランスを離れて海外へ行った。傑出したキャリアを築いているし、彼は試合がとても大好きな様に見える。私はそういう才能豊かな選手が大好きなのだ。」
(ソース:Arsenal.com)
次にスペインで指揮を執る可能性は?
「来シーズン何をしているかはまだ分からない。今は仕事を上手くやり遂げることだけを考えている。人間というのは、何処にいてもコミットメントとエネルギーを駆使してベストを尽くす必要があると思っている。そして私もいつの日か、最後の最後まで全てのエネルギーを捧げて働いたと思いたいし、それを振り返って上手くやったと思いたい。」
クラブを去る前にCLへ復帰させることができるか?
「私は20年か21年か、自分でも詳しく分からないほど、CLに出続けてきた。もちろん、CL復帰を成し遂げたいと思っている。」
この試合に興奮しているか?
「もちろんだ。フットボールの試合はこれまでも観てきたが常に新しい発見がある。全ての試合に驚きがあり、そこには新たな冒険がある。何が起きるか分からない。だからこそ同じ興奮があるのだ。」
(ソース:Arsenal.com)