Arsenal Watch(アーセナル・ウォッチ)

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エメリはラムジーとオーバを中心としたチーム作りを構想?

2018/2019シーズンのホーム・キットを発表

アーセナルは2018/2019シーズンのホーム用シャツを発表し、オフィシャル・ストアでプレ・オーダーの受付を開始しました。販売開始は6月1日午前9時(現地時間)からとなります。

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(ソース:Arsenal.com

 

エメリはラムジーとオーバを中心としたチーム作りを構想?

SKYスポーツによると、アーセナルの監督就任が間近に迫っていると報じられているウナイ・エメリが、(就任発表時に掲載される?)インタビューの中でラムジーオーバメヤンに対して期待しているという内容を語っているらしいです。

ラムジーアーセナルの契約は残り1年となっており、数ヶ月間に渡ってクラブと契約延長交渉を行なっているところです。そこにベンゲルの退任も重なったため去就が不透明になっているとの報道もあります。事実、昨日発表された新ホーム・キットのプロモーション資料にラムジーの姿はありませんでした。

同じくプロモーション資料に登場しなかったウィルシャーは、クラブとの契約が来月までとなっています。しかし、こちらは新たな契約で合意間近のようです。

(ソース:Sky Sports

 

エメリはクラブの補強方針に同意?

デイリー・エクスプレス紙によると、エメリはスカウト部長ミスリンタートを中心とするアーセナルの体制を受け入れたそうです。一時は監督候補最有力とされたアルテタは、クラブの補強資金が不十分であることやミスリンタートを中心とする補強システムに懸念を示したとされています。一方のエメリは、そもそもパリSGで補強に関して何の発言力もありませんでした。

アーセナルは今夏の移籍市場でドルトムントギリシャ代表CBパパスタソプーロスレバークーゼンのドイツ代表GKブレント・レノ、そしてMFを1名補強する方針だとされていますが、エメリはこれに同意しているとのこと。

(ソース:Daily Express

 

選手がエメリの哲学を理解できれば勝てる

 BBCにフランスのフットボール記者ジュリアン・ロレンス氏が書いた、エメリに関する記事が掲載されていたので以下にその要約を載せます。

 

エメリはアーセナルにとって非常に興味深い任命であり、彼はチャンスを得るに値する監督だ

・スペイン人監督は選手を成長させられる監督だ。彼が自分の仕事をするために1億ドルの選手は必要ない。

・ヨーロッパ中で非常に高い評価を受けている監督であり、それを見込んでパリSGはブランの後任として招聘した。

パリSGではCL制覇が最大の目標とされたが、アーセナルではクラブの再建が仕事となるだろう。

 

大きなエゴとの闘い

・エメリはCLベスト16 2ndレグでバルセロナに6-1と大敗し、逆転でベスト8進出を逃してしまったが、1stレグは4-0と完勝を収める驚くべき試合を見せている。エメリの戦術は傑作だった。2ndレグが非常に残念な結果に終わったのは、選手達がビビってしまいエメリが考えたプランを実行できなかったことが原因。それは選手達も認めている。

・彼がセビージャから直接アーセナルの監督に就任すれば、アーセナル・ファンの反応はもっと肯定的なものだったと思われる。彼はパリSGネイマールというエゴの塊の様な選手を指導することになったが、彼の手に余る存在で管理しきれなかった。

・しかし、エジルネイマールとは違うし、アーセナルのドレッシング・ルームにエゴの塊の様な選手はいない。

・また、アーセナルパリSGではオーナーシップが異なるので、パリSG時代の様な強烈なプレッシャーに晒される心配もない。アーセナルのコンセプトも彼にピッタリだろう。パリSGはELを3連覇したエメリを招聘すればCLで優勝できると思っていたのだ。

・だが、セビージャはよりファミリーの様な雰囲気であり、そしてエメリはその中で人を管理するのが非常に上手い監督で、戦術的にも非常に優れている。パリSGではあまりにも多くのことが起き過ぎたし、ネイマールという手に余る存在もいた。

 

エメリのスタイル

アーセナルをより組織化されたチームへと変えるだろう。彼はとてもトレーニングに熱心で、自分が何をすべきかを理解しており、その為にどうするべきかについても素晴らしいアイディアを持っている。

パリSGでの初戦となったトロフェ・デ・シャンピオンで、パリSGはこれまでにない程の強さを発揮した。この試合がエメリの哲学を象徴している様に思える。すなわち、ハイ・プレッシャー、とにかく走る、たくさん攻撃してたくさん守る、フル・バックが爆撃機の様に前線に顔を出す、というものだ。

・しかし、選手達はティキ・タカに慣れ切っていたので、従来のスタイルに戻すべきだと主張した。エメリもそこで成長しなければならなかった。

 

選手育成

・エメリはセビージャ時代、スポーツ・ディレクターだったモンチ(現ASローマ スポーツ・ディレクター)と素晴らしい仕事をしていた。若くて無名な選手を獲得しては育てた。

・セビージャではフランスの下位リーグから連れてきた選手や、欧州の無名リーグから連れてきた選手の才能を開花させ、チームとしてタイトルを獲得した。

アーセナルは建て直しが必要なので、大勢の選手を獲得するのではなく、今いる選手達をトレーニングを通じて成長させることの出来る監督が必要だ。そしてエメリはその仕事に最適だ。

・エメリはスカウト部長のミスリンタートと共に良い仕事をするだろう。ミスリンタートが連れてきたマヴロパノスの才能を引き出せるはずだ。

(ソース:BBC

 

 

 

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