【アーセナルNEWS】オーナーのクロエンケ氏がケチというのは間違い?
オーナーのクロエンケ氏がケチというのは間違い?
アーセナルのオーナーであるスタン・クロエンケ氏は、ファンからクラブへの投資に消極的だと何度も非難されています。
多くのグーナーがクロエンケ氏=ケチというイメージを持っていると思われますが、その認識は誤りであると気づかされる記事をfootball.londonのアラン・スミス氏が書いていたのでご紹介します。
なお、為替レートが年代によって異なるため、ここでは日本円での金額は記載しないこととします。
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2012年以降の欧州五大リーグの中で、アーセナルはマンチェスターの2クラブとパリSGに次いで4番目に移籍の収支がマイナスになっているクラブです。つまり選手の売却益よりも獲得による支出が大幅に上回っているのです。
CIES Football Observatoryの月例報告によると、2012年以降のアーセナルは選手の獲得に10億4,000万ユーロを投じ、選手の売却で得た収益は4億4,600万ユーロとなっています。差し引きすると5億5,800万ユーロの赤字です。
このことは、スタン・クロエンケ氏がクラブに十分な投資を行わないとする神話を払拭するのに十分なデータですが、逆にこれだけの投資をしておきながら何故チームにフィットしない選手を獲得し続けたのか?という疑問に焦点が当たるだろうとアラン・スミス氏は指摘しています。
コロナ禍の中で行われた過去3回の移籍市場でもトータルで2億5,800万ポンドを補強に費やしていますが、選手の売却で得た収益は僅か6,400万ユーロで1億9,400万ユーロの赤字です。
コロナ禍以降の移籍市場はイングランド勢の強さが際立っており、支出ランキングを見てもトップ6は1位チェルシー、2位マン・C、3位マン・U、4位ユベントス、5位アーセナル、6位アストン・ヴィラとなっています。
(ソース:football.london)
クロエンケ氏がクラブのオーナーとなってから投じた10億4,000万ユーロを現在のレートに無理やり換算すると1,357億円です。
ファンの多くがそこまでの大金を投じた印象を持っていないのは、スミス氏が指摘している様にチームにフィットする選手が少ないからでしょうか?
また、売却益があまりに少な過ぎるのはエドゥに原因があるのでしょうか?
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