【アーセナル公式】ミスリンタートが退団
ミスリンタートが退団
アーセナルはリクルート部門の責任者を務めるスヴェン・ミスリンタートが2月8日付で退団すると発表しました。ミスリンタートは2017年12月にドルトムントからアーセナルへ入団し、ビッグネームから若手までの獲得に貢献してきました。
ミスリンタート
「大きな変化を迎える時期に、アーセナルのような素晴らしいクラブで働けたのは最高の経験だった。クラブにどの様な未来が待っているを考えるとワクワクするし、自分自身の新たなチャレンジにも興奮している。」
(ソース:Arsenal.com)
TDにはエドゥが就任?
SKYスポーツによると、テクニカル・ディレクター(TD)にはクラブOBで現在ブラジル代表のTDを務めているエドゥが就任する見込みらしいです。エドゥは2001年〜2005年までアーセナルでプレーし通算127試合に出場しました。
(ソース:Sky Sports)
ミスリンタートの退団はクラブ内の軋轢が原因か?
デイリー・メール紙の報道によると、ミスリンタートはアーセナルに入団以来、リクルート部門の改革を行なっていました。自身もオーバメヤンやレノなどの獲得で欧州屈指の敏腕スカウトとしての手腕を遺憾なく発揮する傍らで、リクルート部門の責任者としてスカウティング・ネットワークの再編成にも着手しています。
そんな中でベンゲル時代を支えたヘッド・スカウトのスティーブ・ローリーがクラブを去り、アーセナルの影響力が強いフランスでスカウティングを担当していたジル・グリマンディも退団しました。この様な改革はこれまでアーセナルのスカウティングを担ってきたスカウト達との間で軋轢を生み、ミスリンタートと一部のスタッフの間では殆どコミュケーションが行われていなかったそうです。
さらに、ミスリンタートを招聘したガジディスCEOがミランへ引き抜かれ、その後フットボール部門の責任者にサンレヒが就任したことで問題が複雑化しました。サンレヒはクラブにテクニカル・ディレクターを新設しようとしますが、ミスリンタートではなくクラブOBのエドゥを招聘しようとします。ミスリンタートはTD職を熱望しましたが受け入れられず、補強方針に関してはミスリンタートの意見を最優先するという条件で招聘されたにも関わらず、自身の発言力が弱まっていく現状にとても不満を持っていた様です。
欧州屈指の敏腕スカウトであるミスリンタートは、アーセナル退団後も引く手数多で、すでにバイエルン・ミュンヘンが招聘に動いていると噂されています。
(ソース:Daily Mail)
グエンドゥジとトレイラの市場価値が急上昇
埋もれた才能を発掘しバーゲン価格で獲得するというミスリンタートの手腕が最大限に発揮された補強としてグエンドゥジとトレイラの二人が挙げられますが、ミラー紙によると入団から半年が経過した二人の市場価値は大幅に上昇しているそうです。二人の獲得に要した移籍金と現在の市場価値は以下の通りです。
■グエンドゥジ
移籍金:800万ポンド(約11億円)
現在の価値:3,800万ポンド(約54億円)
■トレイラ
移籍金:2,650万ポンド(約37億円)
現在の価値:6,550万ポンド(約93億円)
彼ら二人を発掘してミスリンタートが退団することで、クラブは後任に彼と同等の能力を持つスカウトを連れて来る必要があります。
(ソース:Mirror)
ベジェリンは復帰まで9ヶ月掛かる?!
サン紙の報道によると、チェルシー戦で左膝を負傷したベジェリンは医師の診察を受けたあと精密検査のためMRI撮影を行う予定でしたが、左膝の腫れがあまりにも酷いためスキャンを受けられなかったらしいです。
クラブは今シーズン中の復帰が絶望的な状況になることを恐れていますが、それどころか来シーズンの序盤も欠場する可能性が出てきているそうです。
(ソース:The Sun)
ダイヤモンド・アイを手放すなんて….
ライバル達は歓喜しているでしょうね。
ガジディスの存在が如何に重要だったかよく分かりました。