ハル・C戦の結果と試合後のインタビュー
得点:49’セスク、62’ジョバンニ、66’クザン
試合後のインタビュー
パフォーマンスについて…
「観てても分かったと思うが、我々が勝つチャンスは幾らでもあった。
コミットメントがハル・Cの方にあったと思っている。 彼らは90分間戦い
続けたが、我々は試合開始から勝つために必要なレベルで前へ出ると
いう方にスイッチが入らなかった。」
「人間はマシーンではない。 我々も基本的には心の中でそうしようと思
っていたはずだ。 しかし、1−0となったあと気が緩んで追加点を奪い
に行かず、ハル・Cに多くのスペースを与えてしまい結果的に捕まって
しまった。」
「ライバル・チームが勝利したことで我々も勝つ必要がある、という重圧
があったかは分からない。 ただ、コミットメントがハル・Cにあったのは
間違いない。 今回のことは我々にとっても良い教訓となった。 リーグ戦
で試合開始から気が緩んでいると、試合に負けることがあるというのを
学んだ。」
「ハル・Cはよくプレーしていた、特に守備が非常に良かった。 この点が
試合の明暗を分けたと思っている。 我々は25本もクロスを上げたが、
GKとDFに上手く処理されてしまった。」
敗戦について…
「負ける余裕は全く無い。 首位を守るチャンがあったのに、我々には
それが出来なかった。 ハルが持っていた様な集中力を我々が持ってい
たなら勝てただろう、テクニック面では我々が勝っていたんだ。 ハルは
CKからのゴールからも、高い集中力を持っていた事は明らかだ。」
「経験不足が原因で負けたかどうかは非常に難しい問題だ。 我々に今
求められているのはフルハム戦後と同じ対応だ、火曜日の試合でその
パフォーマンスを示す必要がある。 我々に出来るのはそれだけだ。
もちろん我々全員が失望し、ドレッシング・ルームは静まり返っている。
だが、それを乗り越えるメンタルが求められている。 火曜日の試合で
どれだけ集中できるか示さなければならない。」
「(監督就任12年目を)祝っている暇など無い。 次の試合へ向けて多く
の準備が必要だ。 とにかく次の試合に勝たなければならない。」
CKからの失点について…
「それが我々のウィークポイントだが、集中力のレベルとも関係して
いる。 何時間トレーニングを行ったとしても、試合で対応できなければ
こういうことになる。 アデバヨルのインフロント・キックの前にもCKから
やられていた。 結局のところボールに対する執着心の問題だと思って
いる。」
次の試合について…
「我々に求められているのは、今後48時間以内にこの予想外の敗戦
からメンタル的・心理的ダメージから回復することだ。 我々はホーム戦を
支配的に戦うことに慣れていた。 そのため今日の敗戦から回復するのは
なかなか難しいだろう。」
「今日の個々のパフォーマンスについてそれぞれコメントするのは好ましく
ない。 粗を探そうと思えば幾らでも出てくる。 それよりも、ユニットとして
チームとして目標とするレベルに無かったと思っている。 テクニック面より
も集中力、メンタル面の問題だ。」
「チームはまだまだ若い。 今日の試合でも、いくつかの場面で上手く守るに
はもう少し経験が必要だと思われることがあった。 1点目、2点目の失点
シーンを見ても、我々に必要なのは若手の投入ではない。」
ポルトの脅威について…
「失望が大きいからこそ、火曜の試合では良い反応を確信している。
全体のチーム・スピリットは非常に良い。 今日は気の緩みから負けてしまっ
たが、火曜日にも偶然同じことが起こるとは思わない。」
「ポルトは常に戦いづらい相手だ。 フェネルバフチェにも勝っている。 彼らは
昨夜(金曜の夜)試合を行い、十分な余裕がある。 CLでは今日の様なリスク
にさらさせることが出来ないの事は分かっている。 我々は強い信念を持ち、
火曜日の試合までに自信を再構築する必要がある。」
「我々には常に強いプレッシャーが掛かっているが、火曜日の試合は命を掛
けた試合だ。 私としてはCLよりもリーグ戦の方を心配している。 今日の様
な敗戦は大きな影響があるだろう。」
(ソース:Arsenal.com )
失望以外の何者でもないですね…。
昨日、旅先で結果を知って愕然としました(-A-)
シーズン序盤で2つの取りこぼしは、どう好意的に解釈しても痛いです。
若さゆえの過ちというのは簡単ですが、タイトルを狙う以上どんな過ちも許されない
訳ですからね…。